みんなの息

みなさんが毎日している「呼吸」。

空気を体に入れているのはわかりますが、具体的にはどんなものを出し入れしているのでしょう?

一般的に出している空気、「呼気」は二酸化炭素が多いと言われています。本当でしょうか?

今回は、「呼気」について調べてみます。

使うのはBTB溶液という薬品です。

これは、液体の酸性、中性、アルカリ性を調べることができる薬品です。

何もしていないときは、中性の緑色をしています。

 

二酸化炭素を加えると、どんな変化があるのでしょう?

ます、二酸化炭素が沢山溶けている炭酸水を調べてみます。

あのシュワシュワの正体は、実は二酸化炭素なんです。

実験してみると

 

右は元の色。

左が炭酸水を加えた色です。

一気に黄色に変化しました。

つまり、二酸化炭素を加えた水は「酸性」ということです。

では、みんなの呼気を加えてみましょう。

最初は緑色。

 

さぁ、ストローで息を思いっきり吹き込んでいきましょう。

ブクブク沢山入れていきます。

すると

どんどん黄色に変化していきました。

 

やはり、みんなの呼気も酸性、つまり二酸化炭素の性質が出ましたね。

息を入れただけで、薬品の色が変わるとなんだか魔法のようです。

楽しい実験ができましたね。