皆さんは、お魚の体をよーく観察したことはありますか?
お刺身や干物になってしまうとわからない、お魚の体の秘密を見てみましょう。
ます、お魚の口には舌はあるのかな?
覗いてみましょう!
今回はアジの観察です。
人間と同じ動物ですが、どうでしょう?
ピンセットを使って口を広げてみます。
すると…
ありました!
口の横幅と同じくらいの舌を発見です。
口が思ったよりも、がばっと大きく開くのも発見でした。
では、体の色はどうでしょう?
魚もカラフルなものも多いですが、アジの場合は
上から見ると
青いような黒いような色をしています。
これは、海を泳いでいて、上から(空や泳いでるところより浅い場所から)の敵に気付かれにくくするためです。
日本の海は暗い青ですから、そっくりに見えて見つかりにくいんですね。
じゃあ、おなか側はどうでしょう?
お腹側は、白っぽいキラキラした色をしています。
実はこれも、敵から見つかりにくくする作戦。
お魚よりも下にいる(深いところ)敵が見上げると、空の太陽のキラキラした光に紛れてしまうんです。
少しでも敵に見つかりにくくする工夫が沢山なんですね。
お魚を観察していたみんなも、最初はドキドキして触るのが怖かったけど、だんだん慣れてきて、しっかり観察できるようになってきました。
他の場所も色々観察していこう。