酸化の色

よく雨の後など、自転車や鉄棒が赤くなってしまうことがありますよね。

 

あれは、金属がサビてしまったからなんです。

 

でも、サビにはいろんな種類があります。

 

サビってそんなにきれいなイメージはないですが…急激にサビさせると、全く違うんです!

 

方法は簡単。

 

火にかけるだけです。

 

 

今回は、銅の板を熱してみましょう。

 

じっくりと熱しているところを見てみると〜

 

 

 

熱しているところから色が変わってきました!

 

火から下ろすと、なんとこんなきれいな色に!

 

 

虹色に変化しました。

じてんしゃの赤いものは、ゆっくりとサビています。

サビは空気中の酸素の金属がくっつくことで出来るので、火にかけると急激に酸素とくっついているんですね。

 

 

この色は、アルコールでふいても取れない色。

取るにはどうするかというと、表面を削るしかありません。

 

 

 

 

黒い粉が出てきたら、削れている証拠です。

どうなったでしょう?

 

 

 

 

まっさらな銅の板に戻りました!

 

表面もキラキラです。

 

金属のサビもこんな風にきれいな実験になるんですね。