みなさんは、身近な金属にはメッキをされたものがあるのを知っていますか?
例えば、こんなもの。
メッキは、表面に薄く違うものが被さっている状態です。
なので、少し削っただけで中身が出てくるんです。
この紫色の線は、実は中身が銀色。アルミニウムでした。
でも、こんな薄くて均一な色どうやって塗っているんでしょう?
実はこれ、誰かが1つずつペンキのように塗っているのではなく
電気の力で貼り付けているんです。
自分たちでもできるか実験してみましょう!
今回は、こんな銅板(オレンジ)にメッキをしてみます。
使うのは、銀の成分が溶けた水です。
実は金属が溶けている水は、それだけで微弱な電気を帯びているんです。
これに金属を、漬けていきます。
しばらく待つと…
おや、なんだか色がどんどん変わっていきます。
5分ほど待つと、もう色が完璧に変わりました!
最初はオレンジだったのに、もう全面が銀色です。
色むらもほとんど無く、きれいにメッキができました。
本当に電気の力でメッキはできることがわかりましたね。