もうすぐ2018年終わりですね。
今年もアインシュタインラボで、みんなと一緒に実験ができてとても楽しかったです。
今年最後のご紹介は、お魚の目!
お祝い事で鯛のお頭などを見ることもあるかもしれません。
もし、その時はお魚の目の形をチェックしてみましょう!
お魚に限らず、生物の目の中には、水晶体というビー玉のわうなものが存在しています。
焼いたお魚だと、白いビー玉のようなものを見つけてみてください。
実は、生物によって、この水晶体の形は違っています。
人間の場合は凸レンズのような形をしていて、真ん中が膨らんでいる形です。
では、なんでお魚はビー玉のようようにまん丸なんでしょうか。
これは、お魚の住んでいる場所に関係があります。
つまり、水の中に住んでいるからこそのかたちなんです。
透明なビー玉で比較してみると…
陸上では、大きく見えて便利ですが、実際のサイズとは違い少し見えにくいです。
ですが、これが住んでいる水の中に移動して観察してみると…
見える範囲も大きく、見えやすくなりました!
人間と違い、目が固定されていないのも要因の一つですね。
年末年始、ぜひお魚の目を気にしてみてください。